学習机は知的活動の場所


学習机が必要かどうかという事は、多くの親の悩みです。「学習机があっても使わないだろう」とか、「勉強しないのだから」と学習机は不必要だと言う方が、増えているようです。学習机は使わなくなって処分しようとした時に、とても苦労するし、高価ですし場所もとりますから当然です。

学習机の大事な役割。

確かに自分で解体しようにも道具も方法も解らない、処分業者に依頼すると料金がかかります。しかしね、学習机にも大事な役割があります。学習机はそこでただ勉強するだけでなく、知的活動の場所と考えてみましょう。小さい頃から知的活動の為の場所を確保するのはとても大事な事で、学習机はそれにぴったりなのです。ただ宿題をするだけならば、リビングテーブルでも十分なのですが、学習机に座ると、そこは自分1人の空間になり、宿題や勉強以外にも、色々考え事なども出来ます。これが知的活動と言われる事です。

知的活動の場は自分専用の場。

知的活動の為の場所は、心地よい空間であり、自分専用の場所で、自分が主役になれる所です。勿論体に合った学習机でなければなりません。人間は考える動物なのです。小さい頃からいろいろな事を考えながら、大人になっても考え続けています。これは、子どもの時に学習机を持っていたとか、持っていなかったとかの比較ではなく、こういうような学習をしなさいと言っている訳でもありません。大学生になっても学習机を大事に使っている人は、学習机が自分にとっての知的活動=思考の原点になっているのです。

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